バイク盗難防止!オススメのチェーン・アラーム【効果的な最強ノウハウ】
突然ですが、残念なお知らせです。
バイク盗難は100%防ぐことはできません!
残念ながら、窃盗のプロからしたら「破れない鍵は無い」のが基本です。
この記事では、愛車を盗難から守りたい人に僕のオススメのグッズ・ノウハウを紹介していきます。
バイク盗難防止に活躍するグッズ
チェーンロック
最強・超弩級のチェーンロックとして、キタコのウルトラロボットアームロックが有名です。
使用鋼材:特殊合金鋼・全長:約2,350mm・重量:約22.6kg・アームブロックサイズ:32mm角/長さ100mm・シャフトサイズ:Φ34/長さ:350mm・シリンダーブロックサイズ:約50x90x50mm ・鍵のパターン:362,790,000通り・70t油圧カッター破断テストクリア
もちろん、13万円もするこの商品を買う経済的余裕があれば、ですが。
太いほど防犯能力は高くなりますが、(窃盗のプロからしたら)ある程度の太さまでは同じ労力で切断されてしまいます。
「バイクへの愛情度に合わせて、自分が納得感のある強度」を選べばいいと思います。
ディスクロック
ディスクロックは、ブレーキローターの穴に差し込むことでホイールが回らないようにする盗難防止グッズです。
切断される可能性がなく、破壊されにくい鍵穴形状であれば、比較的防犯能力は高いです。
しかしながら、プロの窃盗団の手にかかると、ホイールを回さないまま盗まれてしまいます。
チェーンロックとの併用、あるいはアラーム付きのディスクロックがオススメです。
レバーロック
フロントブレーキレバーを引きっぱなしにすることで、前輪をロックするタイプの商品です。
このタイプは、ミツバのバイスガードがオススメです。アラーム、光の点滅で防犯効果を高めています。
ディスクロックの場合、取り外すのを忘れて走り出してしまった時、ガツっという大きな音ともに、車体にダメージが残ってしまいますが、レバーロックは、外すのを忘れて走り出してしまった!というミスが起こりません。
U字ロック
価格も手頃で、サイズも豊富な定番の盗難防止グッズです。
スクーターなどは純正で採用されていることもあり、スマートに持ち運びが可能なものもあります。
U字ロックのデメリットとしては、ポールなどの固定物にロックできない点です。
その反面、切断には強く、キーシリンダーが複雑なものは破壊されづらいというメリットもあります。
バイクカバー
バイクカバーの主な効果としては、防水・防汚ですが、「防犯のために絶対必要」なグッズとして重要です。
防犯でいちばん大事なことは、窃盗団に車種をバラさないこと。あるいは「車種を確認するのに時間を掛けさせる」ことです。
残念ながら、窃盗団に目をつけられたら防ぐことはできませんが、バイクカバーでできる限り防犯しておきましょう。
黒色のカバーは夜に目立たず、昼間はシルバーが目立ちません。バイクを置く場所、周囲の色との親和性を意識して選びましょう。
また、よくある間違いですが、「防炎カバー」は熱々のバイクにかぶせても「溶けない」わけではありません。バイクカバーをかけるのは冷めてからが基本です。
防炎は放火にあったときに、「燃えにくい」あるいは、「燃え始めるのに時間がかかる」ということですので注意しておきましょう。
イモビライザー・アラーム
イモビライザーとアラームを一緒に捉えている方がいらっしゃいますが、別物です。
アラームは振動や傾斜を感知して警報が鳴るシステムで、ディスクロックなどに内蔵されることもあります。それに対して、イモビライザーは特定のカギと通信しないとエンジンを掛けられなくする仕組みです。
全ての盗難防止グッズに言えることですが、アラームとイモビライザーがあれば完璧だ!と考えてしまうのは危険です。イモビライザーが装着されている車体でも、エンジンが掛からないだけで車体は動かすことができてしまいます。
また、アラームを装着する場合は、車体から電源を取ったり、感度の調整が必要ですので、比較的難易度が高めです。また、大音量で警報がなりますので、ご近所さんの関係性が必要です。
追跡システム
最近はGPSでログを取り、スマホアプリで忘れ物を探したりする小型のタグが出てきましたね。
「バイクにも活用できないかな?」と考えたことがありましたが。僕レベルが考えることは、世界中の頭の良い人が既に実現しています!それがコレ。
セキュリティやアラームはバイクのバッテリーから電源を取りますので、どうしてもバイク屋さんに頼むことになります。工賃も安くはありません。この商品は、バッテリー駆動なところがすごく良いと思います。
バッテリー駆動、簡単セットアップ、ペアリングされたキーを使って探知モード自動解除ができ、盗難の動きを感知するとスマートフォンに電話とメッセージにて警告を送ります。あなたの大切なバイクの盗難をいち早く探知し、GPS情報をトラックするスマートトラッカーです。
盗難される可能性を下げる方法
これら盗難防止グッズを使った防犯では、窃盗団に少しでも「嫌だな」と思わせることが有効です。
バイクカバーで車種を特定させない
まず、バイクカバーで車種を特定されることを防ぎましょう。
当然ながら高額のバイクほど、プロの窃盗団に狙われます。
残念ながら、狙われたら最後、完璧に防ぐことは不可能です。
時間が掛かりそうだと思わせる
複数の種類のロックを併用することで、破壊に時間がかかります。また、破壊する道具も複数用意しなければならないため、時間がかかりそうだな。と思わせることが非常に重要です。
例えば、予算が2万円だとして、2万円のチェーンロックを購入しても破壊にかかる時間は一瞬です。
僕なら、1万円のアラーム付ディスクロック、7,000円のチェーンロック、3,000円のU字ロックを併用します。
ロックは空中に
ロックの破壊には当然ながら大きな力が必要です。
しかし、残念ながら、プロの窃盗団は大型の道具を使って簡単に破壊してきます。
1番簡単な対策は、ロック類を空中に設置し、少しでも力が入りづらくすることが有効です。
地球ロックを少し工夫して浮かせるだけで、破壊装置の力が入りづらくすることが可能ですので、みなさん実践してみてください。
まとめ
盗難防止ロックは、
- チェーンロック
- ディスクロック
- レバーロック
- U字ロック
を複数同時に使用すること。
イモビライザー・アラーム・追跡システムは補助機能です。
盗難される可能性を下げるノウハウを知り、プロの窃盗団が嫌がることをすること。
いかがだったでしょうか。
「プロの窃盗団に狙われたら逃れることはできない」と脅かし続けてしまい、申し訳ありません。
みなさまの大切な愛車が、いつまでもあなたのそばにいることを願って。
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