電子辞書って何が面白いの?シャープブレイン体験記
僕は常日頃から「辞書が面白い、辞書が面白い」って言ってきました。今となっては、辞書は本だと思っています。
でも、「そもそも辞書って、そもそも何が面白いの?」そう思ったことがある人、多いんじゃないでしょうか。
僕も最初はそうでした。僕だって、普通の人間ですから。
紙の辞書って重いし、引くのが面倒。あんなの持ち歩くなんて、流石にない。
手がカサカサでページがめくれなくてイライラしたり…。
でも、電子辞書。特にシャープのブレインを触ってみると、そんなストレスが一瞬で吹き飛びます。
今日は、まだ辞書の価値すら理解していない人に向けて、僕が電子辞書を体験して感じた楽しさをお伝えします。
そもそも電子辞書って、どう使うの?
調べたい言葉を打ち込むだけで複数の辞書を横断して検索できたり、英単語を発音してくれたり。電子辞書は便利ですね。そこまでは、一般的な世論。そんなの、ネットで代用しても、まあなんとかなります。
電子辞書は単なる「検索機械」じゃないってこと。検索するだけならスマホの方が高性能。
でも、僕から言わせると、ネットは「安情報」。マーケティングに毒された粗悪品で、間違っていることもあるし、例文もそのまま使えないようなものがほとんど。やっぱり言葉というものは、自分でちゃんと調べて、腹落ちしてから使わないとね。母語話者だし。
親友:小さいときは常に行動を共にし、長じては何事も打ち明けられる人(新明解国語辞典)
親友(しんゆう)とは、とても仲がいい友人を指す。(Wikipedia)
こんな感じで、辞書とネットの情報では深みや味わいが違う。辞書には「どのように表現すればその言葉を正確に伝えられるか」ということに、圧倒的熱量で考えている編集者達がいます。だから冒頭、僕は「辞書は本だと思っている」と申し上げたのです。
とはいえ、iPhoneがどんどん大型化して重量が増えているにも関わらず、モバイルバッテリーが無いと不安な人類が増え、水筒、日傘、携帯扇風機などなど、持ち物がどんどん重くなっていく現代において、辞書を持ち運ぶなんて言語道断。ましてや、それがあることで涼しくなれる訳ではなく、むしろ重くて汗だくになったり、暇つぶしにYOUTUBEやInstagramを見ることができないアナログなガジェットなんて、なんの価値があるのでしょう。
ということで、電子辞書なのです。電子辞書は軽いですよ!体感的にはスマホよりも軽い。
電子辞書のメリットを一応上げとくと、こんな感じ。
- 紙の辞書だとページをめくる時間がかかる
- 電子辞書なら一瞬で複数の辞書を検索
- さらに例文や関連語も同時に確認できる
- 写真が出たり、図鑑にリンクしたりする
でも、メリデメではなくて、1番の効果効能は『調べること自体が楽しくなる』こと。これこそが電子辞書の最大の魅力です。言葉は旅ですから。あなた、「右」をなんと説明しますか?
やばいなぁ、ますます頭良くなっちゃう。
シャープブレインを触ってみた感想
僕が初めてブレインを手にしたとき、正直「ここまでワクワクさせるとは…」と驚きました。
- ついつい没頭してしまう
- 納得のしっかりした剛性感
- 魔改造してマイクロPC化
単なる道具なのに、触っているだけで好奇心が刺激される。美しい。日本企業の凛とした美しさ。
いや、単なる道具だからこそ、こだわりたい。道楽者なら共感いただけると思います。
高校生モデル・中学生モデル・大学生・ビジネスモデル・生活・教養モデル・コンパクトモデルと、色んな種類がありますが、ビジネス英会話を学ぼうとしないのであれば、高校生モデルがオススメ。だって、あなた、高校生以上に言語を学ぼうとしていますか?
おそらく大半の方が、言語は高校生から勉強していないということがほとんどではないでしょうか。大人になってからは、処世術、対人関係、悩み、ビジネスなどに関しては学んだかもしれませんが…。ということで、高校生モデルが1番オススメですよ。
そこまで、語彙力とか、言語化に興味がないのであれば、生活・教養モデルも廉価でオススメです。
娘の高校指定の電子辞書がカシオで、借りて使ったこともあるのですが、断然シャープの方が良い。詳しい説明は割愛しますが、腕時計はカシオを溺愛している僕でも、電子辞書と電卓だけはシャープ派。ごめん!カシオ。
カシオ、電子辞書の新規開発中止 市場縮小で … カシオ計算機は、電子辞書の新規開発を中止する。2025年3月期第3四半期決算の事業説明で明らかにされた。
電子辞書を使う楽しみ方
電子辞書には、英会話を習得するためのコンテンツがあったり、お薬辞典や、手紙の書き出し例文集のような読むだけでも楽しい本としての楽しさもあります。
難しい専門用語も、フタを開けてから一瞬で検索できるので、紙の辞書では味わえない、「調べるスピード感」がここにはあります。
そう、電子辞書は「調べるための道具」というより、最短最速で最適解にたどり着くための、知識の冒険ガジェットなのです。
- 紙の辞書では味わえないガジェット的なワクワク感
- 言語化力を刺激して、日常をちょっと楽しくする
- まだ持っていないなら、まず触ってみることが第一歩
電子辞書に触れると、きっと「あ、調べるって楽しいかも!」と思える瞬間が訪れます。
そうなったら終わりの始まり。学びジャンキーの道へようこそ
まるこフランキーでした。ではまた。
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