不正解は無意味を意味しない。 チ。の名言
お世話になっております。
ピッコロモータース代表、プロ道楽師のまるこフランキーです。
今日は、毎日YouTubeとInstagramを見て多くの時間を消費しているみなさんが、ほのぼのと同一視しているであろう「成功と幸福」についてのお話です。
あなたも「成功」と「幸福」を混同している可能性もありますので、読んでみてください。
まず、日本人に「幸せ」という概念が入ってきたのは、最近だと僕は考えています。(個人的考察)
それまでは、災害に怯え、自然の力に畏怖し、人とのつながりに感謝していた日本人。
畏怖があるから感謝があり、幸福がある。
「幸せ」という考え方はなく、「幸福」だったのではないか。
そして、「幸せ」はつかみ取るのではなく、個々人がその世界観を通して感じるもの。
そう思うんです。
一方で「幸福」は「ラッキー」に近い存在。
ラッキーだから、コントロールできないもの。
向こうから落ちてくるもの。
棚からぼた餅的なやつですね。
つまり、日本人の元々の考え方は、幸せは感じるもので、つかみ取るものではないんですね。
それが、今はどうでしょう。
「成功」=「幸福」と思っている人が多いのではないでしょうか。
成功は適切に対応していけば、コントロールできます。
自己管理のお話。
でも、成功したからといって、「幸福」ですか?
幸福は向こうから来るものですが、幸せは感じるもの。
つまり、成功したからといって、幸福がすり寄ってきてくれる訳ではないんですね。
ここが、世界が中庸で厳しいところ。
では、逆説的に。
幸せの反対は何ですか?
「不幸」と答える方が多いのではないでしょうか。
僕はね、幸せの反対は「無」だと思うんですよね。
幸福の反対は、アンラッキーかもしれないけれど、幸せは自分が世界をどう捉えるかという「感情」なので。
「幸せだなぁ」と思わない反対は、「なんとも思わない」だと捉えています。
幸せの反対は、悲しいだとか、辛いだとかあるかもしれませんが、それも感情なので。
あなたが世界をどう捉えているかですので、絶対的ではありません。
だから、無。
少し角度を変えて。
「成功」の反対に「失敗」がありますよね。
これも、正しくは、正しくないのですけど。
そう捉えている方が多いと思います。
で、ここからが大問題。
成功=幸福≒幸せ
と捉えている人は勘違いを起こします。
それは、失敗したとき。
成功できなかったのだから、不幸になってしまうのではないかという誤解。
つまり、失敗=不幸=悲しい という図式が発生してしまうのです。
だから、失敗したくない。
だからチャレンジしない。
でもそれは、本当にそうですか?
論理的に考えているようで、あなたは考えていない。
チ。地球の運動については読み(観)ましたか?
その中で、『不正解は無意味を意味しない』というのがありましたね。
一瞬、???になりましたが、時間を掛けて考えると、真理やん…。と思いました。
不正解は無意味を意味しない。
ちょっとの間、この言葉の意味を考えて過ごしてみてください。
ではまた〜。
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