バイクの花粉症対策に最適なヘルメット|サングラスやメガネよりフルフェイスがおすすめ!

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バイクの花粉症対策に最適なヘルメット|サングラスやメガネよりフルフェイスがおすすめ!

お疲れ様です。ピッコロモータース代表まるこです。

今日は『バイクの花粉症対策』についてお話しします。

みなさんは花粉症ですか?この記事にたどり着いたくらいですから、そうなのでしょう。

僕の妻はひどい花粉症で、春になるとバイクに乗れなくなるほどです。

仲間も花粉症のライダーが多くて、目のかゆさ、なみだ、鼻水でとてもライディングどころではありません。集中力も散漫になってしまいますので、対策なしでのツーリングはオススメしません。花粉症が原因で事故になってしまってはいけませんからね。

今回は、みなさんお困りの花粉症について
バイク業界16年の僕がオススメする『最強の花粉症対策』をご紹介いたします。

バイク業界16年の僕がオススメする『最強の花粉症対策』

ツーリングの目的地

そもそも、バイク乗りが大好きな山。これが良くない。
大自然そのままの山であればいいのですが、実は日本の山はほとんどが手入れをされています。どういうことかと言うと、山は林業の製造工場なのです。もっと具体的に言うと、成長の早い杉を植えて、育ったら伐採をして、木材として売るのです。

そんな、杉だらけの山からは、ニュースで見るような黄色い花粉の飛散がマジで見ることができます。僕の自宅なんて、クルマが降り積もった花粉で真っ黄色になるほどです。しかもたった1日で…。

わざわざ花粉の時期に、山に行こうなんて飛んで火に入る夏の虫ってやつですね。

花粉症のライダーの皆様は、是非、大人しく海に行ってください。
それも、山と海が味わえるような贅沢は望まず、海岸線をただひたすら走るルートを設定することをオススメします。当然ですが、海には木がありませんし、着水した花粉は飛散することはありません。また、海沿いの木は潮風に強いクロマツなどで、杉は生えることができません。

花粉の飛散量は気候など、様々な要因もありますが、沖縄が1番花粉の飛散量が少ないことからも、海沿いがオススメのツーリング場所であることはデータからも言えます。

距離ガバ勢であれば、花粉の飛散量の少ない夜間の前泊か、早朝に日本海側に抜けられればいいですね。日本海側では、スギ花粉の生産量も少なく、平均飛散量も少ないというデータが出ています。

ライダー仲間に花粉症の人がいたら、行き先も配慮してあげましょうね。
コンクリートの多い首都圏を、長い時間走行することは控えましょう。

バイク乗りが大好きな、ダムに行くのも結構です。しかし、街を抜けるために排ガスまみれの花粉を浴び、スギだらけの里山をダラダラのペースで走行、結局ダムでの滞在時間は30分、帰りは街中のラーメン屋に寄りたいなんて、花粉症の人にはただの拷問ですからね!

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フルフェイスヘルメット

バイクに乗っているなかで、唯一の室内。それが、ヘルメット!
と言われるぐらい(言われていない)大事なのがヘルメットです。

まず、ベンチレーション(導風口)の精度の高さ。海外製の粗悪なヘルメットは、ベンチレーションを全部閉じた状態でもガンガン外気が入ってきます。笑 もちろん外気が入ってくることは重要ですが、(酸欠になるからねw)外気の流れる経路が重要。

具体的な場面で例えると、埃が舞っている道路工事区間を通り抜けるとき、海外製のデザイン重視のヘルメットでは、(ベンチレーションを閉じていても)目を開けてられないほど埃が目に入ります。

逆にSHOEI、Araiなどの日本ブランドのモデルは、そんなことはありません。今、首都圏のバイク用品店では外国の転売ヤーが殺到していて、僕ら日本人のライダーがヘルメットを買えないという事態に発展しています。それくらい、日本のヘルメットメーカーは本当にすごいのです。

このブログにたどり着いた方で、いまだSHOEI・ARAIをお持ちでない方が居たら、もったいない。その快適性に投資する価値は十二分にあります。

SHOEI・Araiの何がすごいのかと言うと、ヘルメット内の『吸気と排気の流れ』まで設計されている、ということ。また逆に、吸気口を閉じればしっかりと外気導入を閉じることができるのか、という工業製品としての精度の問題です。

しっかりと外気を遮断したり、導風、排気することで、シールドの曇りを取ったり、頭部の熱や湿気を排出したり、風切り音を低減したり。日本のメーカーは切磋琢磨しているのですよ。

この日本の繊細な企業努力が花粉症にも有効なことは、ここまでの説明でおわかりいただけたと思います。

あとは、マスクをどうするかですが。マスクについてはみなさんの方がお詳しいと思いますので割愛します。また、マスクをしていると、どうしてもシールドが曇りますから。いかに素早く曇りを取る(曇らせない)のかが大事なことはおわかりでしょう。

結論:ヘルメット内を快適にしたいのであれば、SHOEI、Arai、OGKなどの日本メーカーのツーリングモデル一択です。

バイクウエアの素材

まさか下はジーンズ、上はコットンのアウターでバイクに乗っていませんよね?

花粉症の方であれば、帰宅後にウエアを脱いだ時、地獄絵図になることが容易に想像できると思います。花粉をくっつけて持ち運ぶような素材は、選択しない方が身のためです。

綿のパーカーやスウェット、フリース素材は最悪です。フリースのネックウォーマーなんて、納豆のフタの裏レベルに花粉がひっつきます。グローブや靴下などの小物に花粉をくっつけて貯めておける素材のものを使用していないか、チェックしてみましょう。靴下とか、防ぎようがないものもロングブーツにしたり、対策は可能です。

とにかく、花粉をくっつけない。コレしかありません。

逆に、防水・撥水機能のある素材であれば、玄関に入る前に脱いで、バサバサっと振り回せば、ある程度の花粉を振り落とすことができます。祭りの後の静けさではなく、祭りの後の激しい花粉祭りにしないためにも、防水・撥水機能のあるバイク用ウエアを用意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。上記3つの対策をしても辛いことは承知しております。
もうね、どれだけ対策しても無理ですよ。

是非、あなたご自身が花粉症かどうかは関係なく、仲間に花粉症の方がいたらツーリング先を変更する等の配慮をお願いします。安全のためにも、ね!よろしくお願いしますよ。

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