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バツ3で11歳年上、父親の違う2人の娘がいるシングルマザーと結婚した話

夫婦の話

バツ3で11歳年上、父親の違う2人の娘がいるシングルマザーと結婚した話

お世話になっております。

暇と退屈に流されず、無邪気な探究心で生きがいを育み、その喜びを周囲へと伝播させる漢、プロ道楽師のまるこフランキーです。

妻は結婚当時、41歳、バツ3、父親が違う娘2人を連れたシングルマザー、いにしえのヲタク、という非常に高スペックの女性でした。

僕は30歳、初婚。妻は11歳年上なので、結婚当時の妻からみたら僕は、大学生のようなガキに見えたことでしょう。(実際にガキだったと思います。)

そんな僕たちは、結婚して10年目、今も仲良く過ごしています。なぜ今、こんな長文を書いているかというと、妻がバイトに行ってしまって『つまらないから』です。

近所のセブンイレブンのオーナーが、助けてほしいときだけ妻を呼ぶスタイルで、僕の妻を利活用しようとするのです。困っている人を放っておけない妻は、ヘルプに行ってしまったのです。困った人だ…。

この記事はどんな人に向けて書いたか

僕の経験が、これから年の差婚をしようと考えている人、年の差婚はどういうことが起こるのか知りたい人など、極めて一部の人のお役に立てるのではないかと思って、お話しすることにしました。

僕自身、親戚中の反対にあったり、姉弟で絶縁状態になったり、父と妻がうまくいかなかったり、お金がない時期があったり、娘たちと仲良くできなかったり、それはそれは大変なことがたくさんありました。

でも、今では、全てではないですが、そのほとんどが解決して、とっても楽しい生活をしています。

年の差婚でなくとも、女性側から見てどういう男性なら『結婚生活』がうまくいくのかも、参考になると思います。

正直な話、僕は血の滲むような努力をしましたし、価値観を根本からアップデートしました。そういう気骨を持った男性であれば、どんな困難があっても夫婦二人三脚で乗り越えられるものです。

年の差婚とか、バツのあるなしとか関係なく、結婚するにあたって役に立つ情報だと思いますので、是非最後まで読んで、参考にしろください。

年の差婚がうまくいく5ステップ

①養っていく覚悟を持つ

②成長し続ける覚悟を持つ

③諦める覚悟を持つ

④①~③を伝える

⑤DCPAを繰り返す

①養っていく覚悟を持つ

女性が年上の夫婦にとって、ひとつ大きなメリットがあります。

日本の平均寿命は、ザックリと男性が81歳、女性が87歳。

つまり、女性の方が6歳長く生きる。

言い換えると、人生の幕を閉じる瞬間を基準とした場合、男性が6歳年下で同い年ということです。

6歳差といったら、女性が中学校入学した時に、小学校に入学してきた1年生と結婚するということです。6歳差で同い年なんです。

同い年での結婚だった場合、男性が平均寿命の81歳で虹の橋を渡るとき、女性は見送らなくてはなりません。男性はいいですよ、先に行って待ってるねですもの。でもそれは、あまりにも自分勝手ではありませんか。

僕なら、先に妻を見送ってから、後でいきます。先にこの世を旅立って「あとは頼んだ」なんて、無責任にもほどがある。妻にいちばんの大仕事をさせてはいけない。

そして、最愛の伴侶を失うことが人間の最大の悲しみ。その悲しみの期間は、できるだけ味わいたくない。そう考えると、最低でも男性が6歳以上、年下である必要性があるのです。

とはいえ、夫が亡くなってから第二の人生を謳歌している女性は多いですが、そこは男性側は知らなかったことにしておく、というのが粋というもの。

つまり、最愛の妻を介護する余力を残しながら晩年を過ごすには、自分が10歳以上、年下である必要がある。

そして、妻を介護する役割も含めて『一生あなたを養っていく』という覚悟を伝える。僕がこのことを妻に伝えたとき、「その発想はなかった…。」と唖然とされました。

でも、きっと心強かったと思います。

そんなことをわざわざ若い君が心配する必要はない、と思う女性も多いでしょう。私には若い男性はもったいないと自己否定したり、世間から「どうやって騙したんだ?」みたいな、心ない言葉を浴びることもあるでしょう。

どんなことがあっても、僕はあなたと結婚したいんだ。

それを伝えただけです。信じて、覚悟して、伝えただけ。

②成長し続ける覚悟を持つ

年上の人間は、男女関係なく、経験が豊富。

自分が今悩んでいることを、人生の先輩はすでに経験してきています。

それはつまり、年上の女性から見て年下の男性は『いつまでたっても未熟者』ということです。

「だって生きている年数が違うのだから、経験値が違って当然じゃないか!」と思うでしょう。でも、それを言ったらおしまいです。

「僕はあなたの11歳年下だから、11年分あなたよりできません。」そんなニュアンスのことを発言しようものなら、「ほら、だから年下とは付き合いたくなかったんだ。年の差感じる…。」と年上の女性は、負のスパイラルに入ってしまいます。

大事なことは、僕は年下だけれども、あなたに相応しい人間になるために、日々成長し続けることができる人間です。と伝え続けること。

今は、あなたより劣っているところがあるかもしれないけれど、あなたより優れているところもある。それは体力だったり、健康だったり、やる気だったり。

そして僕は今、あなたに追いつくために人生で一番成長している。と伝えて、実際に成長し続ければ何も問題はない。

もちろん、伝えるためには覚悟が必要だし、覚悟したなら、実践するしかありません。こういう気骨を持った年下の男性は、年上の女性にとって愛おしいと感じてもらえるのではないかしら。知らんけど

③諦める覚悟を持つ

何を諦めるのかというと、自分勝手に生きること。

自分勝手に生きることと、自由に生きることは違う。

独身貴族の時は、自分のことばかり考えていても問題はなかった。しかし結婚をすると、生活、お金、交友関係、共有財産など、その都度自分だけの判断では済まなくなります。

自由とは、他から強制や命令をうけることなく、自分の思いどおりにできることですが、自分の責任の範囲において、という前提があります。

パートナーに強制や命令をされているならともかく、結婚しても自由はあります。そこを勘違いされている人が多いですね。

結婚すると自由がなくなるから嫌だ、だから結婚しない。違いますよ、自分勝手に振る舞うことができなくなるから嫌なんでしょ。

そして、ここが難しいのですが、優しさとは、自分勝手になりがちです。

その行動は、本当に相手のことを思ってしたのですか?自分の利益のための都合のいい優しさではないですか?

年上というだけで、相手はとても傷つきやすいということをしっかりと自覚して、自分勝手な行動をとらないように自制しなければなりません。

これは、年の差婚だけではなく、どんな相手にも言えることです。

自分勝手に振る舞うことを諦めてください。

④ ①~③を伝える

養っていく覚悟・成長し続ける覚悟・諦める覚悟

この3つ覚悟をパートナーに伝える。

言ったから、伝わったかな?ではダメ。相手の世界観を舐めたら、いかんぜよ。とにかく、全っ然違う価値観で生きているふたりが、同じ屋根の下で暮らしていくのですから、それはもう大変なことですよ。

さて、人に伝えるためには、自分が思っていることを言語化する能力と、伝達する能力の2つがあります。テストに出ます。

言語化する能力とは、頭の中で考えていることを言葉にするということです。

「僕はあなたを幸せにする」
「どういう風に?」

お決まりの会話ですね。さて、あなたは「どういう風に?」への回答は、言語化できるでしょうか。

「そりゃあ、全身全霊で…愛します!」それはそれで漢っぽいのですが、相手には伝わりません。とぅきとぅき期間がターンエンドした瞬間に「ちっ、コイツも例によってガキだったか、全く男は。」みたいな感想を抱かせてしまいます。

そういった事態を避けるためにも、5W1Hクエスチョン対策用のテンプレを常備しておくことをオススメします。

例えば、「あなたが何かにつまずいて、臆病になったときも、僕は全力であなたを支えます。そして、あなたのどんな選択も、応援します。」みたいな、ちょっとクサくて照れてしまいますが、どう思っているのかを言葉にして伝えないといけません。

自分が思っていることを言語化する能力と並列して、伝達する能力は、言葉だけに限らず、相手に伝える能力のことです。

表情や見た目などの外見、態度や雰囲気などオーラに近いもの、声のトーン、その他多くの要素から成り立っています。

同じ「結婚してほしい」でも相手に伝わるか伝わらないかは、言葉以外の要素によって左右されます。これはもうわかりますよね。

養っていく覚悟・成長し続ける覚悟・自分勝手に振る舞わないことを覚悟したら、伝えたい内容を言葉で紡ぎ出して、伝える環境を整えることです。

ちなみに僕は、妻に結婚を反対されたとき、「でも、大丈夫。」「それがどうした。」「で?」「でも、結婚したい。」それしか言いませんでした。ジョナサンで数時間。

こんな偉そうなことを言っておきながら、言語化はしないと心に決めていたのでしょうね。とにかく伝達力だけで意思を伝えようと必死だったのかもしれません。

そういう重要な局面においては、言語化<伝達力 なのかもしれません。

しかしながら、もし年上の女性と結婚した場合、自分よりも経験値が違う相手と常時コミュニケーションを取っていくことになります。

言語化力、伝達力は高めておいた方が良いでしょう。

⑤DCPAを繰り返す

DCPA?PDCAではないの?とお気づきの方はさすがです。ムダにビジネスの勉強していますね。でも、夫婦関係にPDCAなど持ち込んで、悠長にこねくり回している時間は、ございません。

PDCAをご存じない方も大丈夫。知らなくても、普通にやってることだと思います。 Plan(計画する)Delay(遅れる)Cancel(中止する)Apologize(謝る)の頭文字を取ったフレームワークです。(嘘)

正しいPDCAサイクルは、

P(PLAN)計画を立てる
D(DO)やってみる
C(CHECK)評価する
A(ACTION)改善する

PDCAの順に回転させて、事業を成長させたり、課題解決していきましょうねということ。つまり、改善行動を繰り返すわけです。

さて、うちの妻みたいに3回離婚するような、D(DO)とA(ACTION)だけでできている人間にはどのように対応していけばよいのでしょうか。

このように、人生で1回しか経験しないことが多い『結婚』というイベントにおいては、P(PLAN)を綿密に練って、計画通りに結婚することは困難だったりします。

なぜなら、相手がいることだからです。

そして、結婚においてPDCAを活用すると、『D(DO)やってみる』は一般的にリスクだと考えるのではないでしょうか。それは、『結婚してみる』ということだからです。

結婚は当事者間だけのウキウキイベントではありません。すべてのステークホルダーに影響する、一大イベントです。「結婚しました、やっぱりダメでした、離婚します」では世間体も悪いでしょう。

では、結婚を失敗しないために、縮こまって『D(DO)やってみる』を踏み出さないのか?それも違う。

結婚しなければ、物語の全ては始まりません。

つまるところ、年上か年下かに関わらず、結婚にはPDCAではなく、DCPAを適用した方が論理的なのではないか、というのが僕の考えです。

D(DO)結婚してみる
C(CHECK)評価する
P(PLAN)計画を立てる
A(ACTION)改善する

まず、結婚してみましょう。

結婚してみればいいじゃない。だって好きなんでしょ?何をビビっているのよ僕ちゃんたち。

僕は『バツ3で11歳年上で連れ子2人のシングルマザー』という四次元スペックの女性を好きになってしまいましたのでね。それは当然、僕の人生において『P(PLAN)計画を立てる』に入っていませんよ。このままずっとバイクに乗って温泉入っていればいいと思っていましたから。

同年代で大学から付き合っている彼女と、仕事が順調になってきたから結婚する。そんなね、人生計画通りに進んだら面白くないですよ、というか怖いでしょ。

人生、みんなに約束されていることは、『いつかは死ぬ』ということだけ。

話を戻しますね。

D(DO)結婚してみたら、次は『C(CHECK)評価する』

これは『評価される』ではなく、『評価する』です。

どういうことかというと、まわりの人間に年の差婚を評価されるのではなく、自分で『どうなのか』評価をするということです。

日本人は同調圧力が大好きですので、「年の差婚なんて…」と、親、友人、同僚、まわりの人から評価されることでしょう。それは仕方のないことです。

僕も親戚一同からひどい評価を受けていますし、姉なんて絶縁状態です。

あなたも芸能人の年の差婚について「なにかあるのでは」と考えませんか?人にはそう思うのに、いざ自分が年の差婚をするときに、まわりにちゃんと評価してほしいと思うことは虫が良すぎます。

自分の力で考えることができないほど、年の差婚についてネガティブな考えしか出てこないのであれば、こう考えてみたらいかがでしょうか。

人の時間は有限。年上の相手が人生をかけて費やしてきた膨大な時間を、あなたは共に過ごすことを許されています。そして、自分より経験値が豊富な相手が、自分と結婚してくれると言ってくれているのです。

どうでしょうか。

まわりの評価など気にせず、自分はどう感じているのか、しっかり考えましょう。それでもやっぱり世間の評判が気になるのであれば、年の差婚はするべきではありません。

その程度の覚悟では、相手が悲しむことになります。

自分の考えていることは、本人が意図しているかしていないかに関わらず、言葉として、そして態度としてまわりに発信しています。

絶対に相手に伝わります。世間の評判が気になることが、相手に必ず伝わります。

時にはバカになり、自分が積み上げてきた概念をバグらせて、思いっきり恋愛してみたらいかがでしょうか。きっと、楽しいですよ。僕が言うのだから間違いない。

あなたが考えているほど、年の差婚は悪いものではありません。

C(CHECK)評価したら、次は『P(PLAN)計画を立てる』

あなたの人生設計にはなかった年の差婚。残念ながら、思い切って結婚はしてしまったのですから。あとは『どうすれば結婚生活がうまくいくか』考えて、計画をしていけばいいだけのこと。

答えは、簡単です。

本当の意味での『相手を思いやること』をしていけば大丈夫。相手を思いやった計画を立てましょう。

相手が年の差婚を気にしているようであれば、新婚旅行はまわりの目が気にならない海外へ行く計画を。結婚式を躊躇している様子があれば、ご両親に結婚式はやらないことを説得するのは、男の役目。

代わりに新婚旅行を3本立てにして、1回目を相手方のご両親と、2回目を自分の両親と、3回目に夫婦だけの新婚旅行を計画してみたり。結婚式をやらなかった分、まわりへの配慮と、夫婦の思い出を作る計画を立てましょうよ。

結婚式をしたい、してほしい、したくない、様々な思いを全て叶えることを考える。そのくらいのキャパがないと年下の旦那は務まりません。

とにかく、固定概念に縛られずに『どうしたら相手にとってベストか』を考えましょう。

いいですか?あなたが満足するために結婚があるのではありません。相手を幸せにするために結婚するのです。相手が幸せになったら、自分も幸せになれる、かもしれない。そのくらいに考えましょう。知らんけど。

もはや、現代において、結婚生活だけではなく、全ての人との関わりの基本でしょ。

P(PLAN)計画を立てたら、A(ACTION)改善する

相手を怒らせてしまったこと。なぜ怒らせてしまったのか。自分のどんな行動が悪かったのか。

相手を悲しい気分にさせてしまったこと。なぜそうなったのか。自分に悪いところはなかったか。

繰り返さないように、忘れないように、どうやって記憶をして、自分の行動を改めていくのか。

お互いが相手に気を使うばかりに、思うことを言わず、すれ違っていないか。どのくらいまで本音を言ったらいいのか。

本音は態度や雰囲気で発信してしまう。だとしたら、自分の本音はあらかじめ相手に伝えておくべきなのか。

全てがうまくいくわけがない。相手がいることですから。

であるならば、相手を思いやる本質的なところはお互いに握っておいた方がいいでしょう。

男は恋人への贈り物に髪結いを買った。女は恋人への贈り物を買うために髪を切って売った。昔話ですが、いわゆる『相手を思いやるあまりにすれ違う』ことが往々にして起こります。

つまり「その思いやり、自己満足ではないですか?」ということです。

例えば、僕ら夫婦でよくある、雰囲気が悪くなる場面。

外食をするとき、僕はラーメンが食べたかったとします。

僕「ごはん、なに食べる?」

妻「何でもいいよ。」

僕は、ラーメンが食べたいのに、妻を優先するあまり、食べたいものを伝えていません。妻は何か食べたいものがあるのでは?と探っています。

僕の脳内では、ラーメンだと雰囲気がいまいちだし、ゆっくりできないことも考えて、そして、そんな配慮ができる僕はカッコいい、とまで勘違いしています。いくら何でもいいと言っても、ラーメンではないかな。どこか雰囲気の良いイタリアンとかの方が喜ぶのではないか。

僕は、スマホで検索を始めます。20時…営業時間の終わりも迫っている。どうしよう、なかなか良いお店が見つからない。

僕は勝手に相手を思いやるあまり、本質に気づいていません。

妻は、僕とごはんが食べれるならどこでも良い、何でも良いよ。という意味が含まれているのです。お洒落とか、雰囲気とか、求めていません。

僕が検索をしている間、妻はひとり置いてきぼり。少しでも良い空間をと思って、スマホをいじる間、僕は妻の話を聞いていません。

僕とデートをしていて、僕と一緒にいる時間が楽しいのに。僕は次の場所を探すことに必死になっている。今この瞬間の妻をないがしろにしている。

これで相手を『思っている』と言えるでしょうか。

日々、改善。

夫婦関係でも、仕事でも、趣味でも、ゴルフのスイングでも、なんでもそうです。

ちなみに、ゴルフのスイングって、本来の人間の動きに不自然な筋肉の使い方をするそうです。だから、難しいそうです。

我々人間は、結局は自分に一番関心がある。それを、相手にシフトしていくこと。これが、改善です。でもそれが人間にとって不自然な頭の使い方だから、難しい。

まとめ

いかがでしょうか。難しすぎますか?

完璧にはできません。僕だって。僕のやらかし案件は、ブログの方に掲載していますので、よければどうぞ。

でも、年の差がなければとか、相手がもっとこうだったらとか、親が理解してくれればとか、仕事がうまくいっていればとか、自分の外側に理由を探してはいけません。ダサい。

結婚だけでなく、すべてのことでうまくいく考え方は、全ては自分マインド、究極の自己責任。

みなさまの素敵な結婚生活を願って。

あ、もう25時過ぎてる!妻が帰ってくるまであと45分。wktk

まるこフランキーでした。ではまた。

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