SARASA モノクローム限定セットの魅力|“色を削ぎ落とした美しさ”がここにある
お世話になっております。プロ道楽師のまるこフランキーです。
「SARASAをもう何本も持ってるよ」という人ほど、今回のモノクローム限定セットにはグッとくると思う。
なにせ、あのSARASAが「色」を手放したんですよぉ。
中高生に大人気、色沼の大人女子もポップでカラフルで楽しい!それがSARASAのアイデンティティだったのに…。
それをあえて脱ぎ捨てて、白・黒だけで勝負してきた。
僕はそこに、SARASAの「成熟」を垣間見ましたね。
白と黒の静かな品格
この限定セットを初めて手にしたとき、思わずため息が出ましたとさ。
──静かだ。
主張の強いペンたちが並ぶ文房具店の棚で、ひときわ控えめな存在感を放つSARASAモノクローム。
SARASAグランドとは真逆の、「控えめさ」がむしろ強烈。
深みのあるブラック、そして澄んだホワイト。
どの色も、“道具”としての完成度が高い。
ペン先の高級感、同色のグリップ、樹脂の質感。
細部まで計算されていて、まるでミニマルデザインのプロダクト。
それでいて「気取らない」。だって、SARASAだもの。みつを
そう、手に取った瞬間に“落ち着く”。これビジネスで最強でしょ!
セットである意味を感じる
今回のモノクロームは、バラ売りしてるけど、1本だけでは成立しない。
3本が揃って、初めて作品なんじゃない?
たとえば、白はプライベートに、黒は職場で仕事用に。
そんなふうに使い分けていくうちに、生活に「トーン」が生まれてくる。
ペンを並べたときの統一感がたまらない。
まるでモノクロ写真のように、静かな美しさが漂う。
──これは書くための道具じゃなく、整えるためのペンだと思う。
カラフルの時代だからこそ、モノクロに惹かれる
思えば、僕らは文具の世界でずっと「色」を楽しんできたじゃん。
ブルーブラックにときめき、限定インクに散財し、無限にある色で気分を変えてきた。
でも今、色に少し疲れた大人たちが、もう一度ペンを選ぶとき。
——こんな静かなセットが心に刺さるのかもしれない。うん、僕には刺さった
SARASAモノクローム限定セット。それは、書く人の「成熟」を映す鏡のような存在。
「派手さを削ぎ落としたSARASA」──それはつまり、“自信のある静けさ”。
文具好き上級者のあなたにこそ、このセットを味わってほしい。何様だよw
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