バイクの擬人化は漫画『バイクメ~ン』から始まっていた!!

バイクの話

バイクの擬人化は、漫画『バイクメ~ン』から始まっていた!!

バイクメ~ンという漫画

あらすじ

なあ、みんなは知ってるかい? ジミーやエルビスといったヒーローを。彼らが輝いていた頃、ロックを愛しバイクを愛した一人の青年が事故で死んだ。名前はボニー。だが、ロックンロールのマジックによって、人車一体の姿で彼は現代に蘇(よみがえ)った! そう、俺達の時代の新しいヒーローとして光り輝くために!!

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他のバイク漫画と雰囲気が違う

バイク漫画といえば、『バリバリ伝説』『湘南爆走族』『特攻の拓』『ばくおん』などが有名。

バイクでサーキットを速く走るか、ケンカをするか、楽しむかが相場。

『キリン』は哲学的で無骨な漢達のストーリーではあるが、主役はバイクを操る人間。

擬人化の夜明け

時代が早すぎた

『艦これ』や『ウマ娘』といった擬人化の文化が、1990年代からあったのだ。

しかも、かわいい娘ではなく、漢(おとこ)である。

ガソリンをゴクゴク飲むロッカーズの漢は、お世辞にもかわいいとは言えない。

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登場するバイクがマニアック

『ばくおん』のように、わかりやすいバイクは登場しない。

ロッカーズと言えば、トライアンフ。ノートンも出てくる。

そもそも、この辺のメーカー名をご存じない方は、意味不明でしょう。

わかる方にはわかる、カルチャー的な作品なのである。

バブル時代の知識が必要

令和の今を生きるティーンエージャーの皆さまには理解できないであろう。

バブル華やぎし1980年代末の日本。

毎夜のように街に繰り出し遅くまでディスコで踊り狂っている女。

玉の輿に乗ってOLからの脱出を目指す野心多き女。それを求める男達。

真面目に就職活動などしても、うまみが少なかったイケイケな時代だったのだ。

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