バイク歴20年のベテランが教える【秋のツーリングの持ち物】日帰り編
秋は雨や寒さによりバイク乗りにとっては装備の選択が難しい季節です。
そのため、着ていく装備とシートバッグなどに入れて持っていく装備を分けて考えるとスマートです。
秋のツーリングで持っていく装備
- レインウエア
- ブーツカバー
- 雨用グローブ
- ネックウォーマー
- オーバーパンツ
- 薄手のダウン
それではひとつずつ解説していきます。
レインウエア
「雨の日は乗らないから」というライダーさんも、用意しておいたほうが身のためです。
ライダーにとって、「暑い」「寒い」などの不快感は安全運転の妨げになります。ですので、コンビニで売っているカッパでは不十分です。
バイク用のレインウェアは
- 【濡れない】前面(ファスナー部など)の防水が強化されている
- 【安全】裾(すそ)がマジックテープで絞れる
- 【溶けにくい】ヒザ下の内側に耐熱素材を使用している
- 【ムレない】透湿防水(湿度を逃がす)素材を使用している
などの特徴があります。レインウェアに関しては、価格に比例して性能が良くなります。バイク用品のメーカー品で、1万円も出せば機能充分。
丁寧に扱えば数年間は使用に耐えられますので、結果的にコスパ良いですよ。
ブーツカバー
レザーのエンジニアブーツや非防水のシューズを履かれてるライダーの皆さんはブーツカバーを用意したほうが良いでしょう。
浸水による不快感はライディングへの集中力を削ぐとともに、体力も奪っていきます。ライダーの秋は、バイクに乗らない人の秋に比べて十分に寒いですから。
雨用グローブ
雨用のオーバーグローブもありますが、グローブが2重になることで、操作性が損なわれますし、その分握力も必要になりますので疲れます。
おすすめはジャストサイズの防水グローブです。
ネックウォーマー
続いてネックウォーマーです。
ライダーにとって、首を冷やすことは疲労の原因になります。
ネックウォーマーだけでも体感温度が上がることが実感できると思います。
オーバーパンツ
紅葉などを見に行く際、市街地ではまだまだライディングパンツやバイク用ジーンズでちょうどいい気温でも、山の上はしっかり寒いことがよくあります。
でも、冬用のライディングパンツではご飯に寄ったお店で暑いことなど、温度調整が難しい季節が秋です。
そこでライトなオーバーパンツがおすすめです。
薄手のダウン
体幹を冷やしてしまうと、直接疲労につながります。
インナーとして、薄手のベストタイプのダウンがおすすめです。
ジャケットとの相性を考えると、クルーネックがゴワゴワせずスマートです。
持ち運びの際も、圧縮すると小さくなります。
いかがでしょうか、秋の日帰りツーリングの持ち物リスト。
- レインウエア
- ブーツカバー
- 雨用グローブ
- ネックウォーマー
- オーバーパンツ
- 薄手のダウン
バッグ
最後にこれらをまとめて持ち運ぶためのバッグは、防水のものがおすすめです。
兎にも角にも、秋のツーリングのポイントは
- 防寒対策
- 防水対策
の2点です。
秋はラーメン、温泉、紅葉など、バイクと相性の良い季節です。
対策をしっかりして、安全にツーリングを楽しみましょう。
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