「カッコよさ」とは何か?自分らしい生き方を楽しむ道楽のすすめ

芸能人のバイク バイクの話

「カッコよさ」とは何か?自分らしい生き方を楽しむ道楽のすすめ

お世話になっております。

ピッコロモータース代表☆プロ道楽師のまるこフランキーです。

今日は哲学的なテーマ「カッコよさ」について。

カッコよさって、見た目だけの話じゃない。

その人の生き方に宿るものだと思いませんか?っていうお話。

先日、WITH ME代表☆丸山浩のバイク動画みていたら、バイク乗りの芸能人の動画に行き当たりまして。

拝聴させていただいたのですが。結論

芸能人が乗るバイクって、なんであんなにカッコよくないのだろう。

そう感じた方はいらっしゃいませんか?僕だけじゃないはず

僕はね、本件について、結構考えたのですよ。1時間8分くらいかかりましたかね。

そこで、答えが出ましたので、僕まるこフランキーが発表させていただきます。

と、その前に。

その動画の芸能人が、誕生日プレゼントに好きなエアガンを選んで、サバゲーに参加する。っていう企画があったんですね。

「へぇ〜、キム◯クはどんなエアガンを選ぶんだろ。」僕ちょっと興味があって、バイクのあとに自動再生されたその動画も、見ることにしたんですよ。

結局、グロック19とVSR-10という鉄板をチョイスするのですが。それはいいとして

問題は、キ◯タクは、エアガンを見て「カッコいい」と言わなかったのですよ。

僕ね、この違和感。そして彼のことを、信頼できるなぁ、と思いました。

どういうことかというと、僕の中で「カッコいい」という感情は、何かと比べて優れている状態。だと定義しています。

例えば、日本刀。

剣やサーベルでもない、日本刀は、他の切る系のブツに対して、圧倒的な切れ味を魅せますよね。つまり、他より優れている状態。

だから、カッコいい。

では、刀剣の中でも、名物「三日月宗近」

刃の縁に沿って浮かび上がる三日月形の文様「打ちのけ」が、華奢でシーンとした冷気を纏う美しさ。

そう、他の刀剣よりも、美しさに優れている。

だから、カッコいい。

じゃあ、刀の時代が終わり、銃が輸入されると、「銃、最強じゃん。」ってなる。

つまり、銃のほうが戦闘能力に優れている。無双できる

だから、カッコいい。

一方で、銃の無機質な能力よりも、刀は間合い。武士道の精神。

これはこれで、銃よりも哲学的で、道となる。つまり、銃よりも優れている点がある。

だからカッコいい。

話を戻しますと、キムタ◯はエアガンのことを「カッコいい」とは言わなかった。

「なるほど」とか「当たる?」とか声を発していたが、「カッコいい」とは言わなんだ。アマチュアのみなさんは、キ◯タクが銃を構える所作を見てカッコいいと思ったかもしれないが、プロ道楽師の僕は違和感しかなかった。

これ、どういうことかというと。

エアガンは、キ◯タクにとって、何かと比べて優れていると感じる点が「なかった」ということだ。(と、僕は感じた。)

だから、◯ムタクは「カッコいい」と言わなかったのではないか。

芸能人が、企画で、自分の誕生日に番組がプレゼントしてくれるエアガンを、ショップの店員さんもいる前で、一言も「カッコいい」と言わない。

これ、所さんの世田谷ベースで、もらえるモノすべてをカッコいいと喜んで、嬉しそうにもらっている芸能人と真逆。

キムタクは、エアガンに対して、カッコいいと思わなかった。

なぜかというと、撮影でモデルガンを撃ったことがある。あるいは、海外で実銃を撃ったことがあるのではないか。ということ。

でなければ、初見でスッと銃を構えることはできない。

つまり何がいいたいかというと。

実銃や、火薬の入ったリアルなモデルガンを触ったことのある彼にとって、エアガンが優れている点がなく、おもちゃっぽく感じたのではないか。

僕は、この動画を通して、「彼は真摯なんだな。」と思った。

彼は信頼できる。(バイクのセンスについてはノーコメント)

そこで、話を最初に戻します。

芸能人が乗るバイクが、カッコよくない理由。

それは、バイクのほうが乗り手よりも優れてしまっているから。

単純な金銭的価値のことを言っているのではない。

風格漂うビンテージであったとしたら、乗り手もおじいちゃんでなければならない。

ずっと一緒に連れ添ったバイク、それがビンテージというものではなかろうか。

時間を経てもなお、手入れされて、動き続けて、大切にされてきたもの。それこそがビンテージ。

単純に古いものがビンテージではないのだよ。

大事にされてきたのではない。大切にされてきたってこと。

「大事」と「大切」の違いってわかります?自分で調べてね

仮に、ビンテージバイクを800万円で購入し、2年目です。って、カッコよくないよね。

そこに、ライダーである芸能人が、同じ画角に『入っていなければ』カッコいい。

つまり、800万円の価値のあるビンテージバイクと、大事にされてこなかったPCXが同じ画角で静止画として存在すれば、それは明らかにビンテージバイクの方がカッコいい。

というのは、僕の概念であって。

一方で、芸能人ライダーが免許取り立てで、ポイント点火やキャブレターの意味すらわからず、歴史的価値のあるビンテージバイクを乗っていたら、それは、これから勉強する若人じゃないですか。優れているのは、ビンテージバイクであって、ライダーではない。一緒の画角に入ってしまうと、興ざめる。

そこが、芸能人のバイクがカッコ悪いと感じる理由だと、僕はひとり勝手に思うのです。

バイクなんてもんはね、面倒くさいものですよ…。鉄くずですよ

部品は腐るし、怪我はするし、汚れるし、寒いし、暑いし、濡れるし。

実際に走ってなんぼ、便利さがカッコいいという人から見たら、PCXの方がカッコいいかもしれない。

僕からしたら、ワゴンRの方がカッコいいよ。エアコンついてるし

カッコよさとは、比較から生まれる上位互換であり、人馬一体でなくてはならない、ということ。

面倒くさいですね。

さらに、カッコよさは「自分らしさ」を貫くことから始まり、誰かの真似ではなく、自分のスタイルを確立すること。

道具を選ぶ時。手帳でも時計でも、ただの実用性だけじゃない「自分らしい逸品」を選ぶ。

もうひとつ、大事なこと、それは「余裕」。

焦ってばかりの人には、どうしてもカッコよさが出てこない。

自分のペースで、好きなものに囲まれて暮らしている人のほうが、断然魅力的ですよね。

カッコよさは「自分の選択」を楽しむこと。良くない結果になったとしても、それを味わうこと。

結局、カッコよさの正体って「自分で選んで、自分の人生を楽しむこと」他人の評価を気にしすぎると、途端にそれが失われてしまう。

僕の哲学は、バイクも道具も「これでいい」じゃなくて「これがいい」。

胸を張れる生き方を、皆さんもぜひ手に入れてほしいです。

どう使いこなすか。カッコよさは、そこから始まるんですよ。

つまり何がいいたいかというと、

なぎら健壱は、日本で一番カッコいいミュージシャンです。

ってこと。ではまた。

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