ポメラ DM250 ひとつのことに特化した道具が可愛い
お世話になっております。
ピッコロモータス代表
プロ道楽師のまるこフランキーです。
道具といっても、「ひとつのことだけに特化した道具」が素晴らしいというお話です。
実は僕、令和の時代に
まだワープロを使っています。
嘘でしょ?
って声が聞こえてきそうですが、本当です。
パソコンにワープロ機能だけ入れて使っているとか、そういうセコいものじゃございません。
日本で唯一(世界で唯一?)現代でワープロを製造・販売している企業、それがキングジム。
ファイルとかテプラで有名なキングジムです。
事務の王様、キング事務。
しかも、このワープロ、値段が高ぇ…。
普通にパソコン買える価格設定。
強気すぎだろ。
僕の大好きなキングジム。
このワープロの名前は、ポメラといいます。
ポメラニアンのように小さくて可愛いからと思いきや、ポケット、メモ、ライターの頭文字を取ってポメラです。
さすがキングジム、事務の王様。
色気ねぇ…
そんな愛しのポメラちゃんでこの記事も書いているのですが、いかがですか、ワープロ。
カッコよくないですか?
ワープロ。
僕は30年前、小学生の時からブラインドタッチをマスターしておりまして、当時は、NECの文豪を使っていましたね。
親戚の叔父さんが、流行っているから買ったものの、何をするものなのかよくわからない。ということで、僕にくれました。
パソコンが普及した現代では、そんなに自慢できることではないかもしれませんが、90年代初頭で小学生がワープロで作文を書いていたとなると、ちょっと面白い光景ですよね。
学級通信を鉛筆で書いて配信する担任の先生と、パソコンで書く先生がいましたが、僕はパソコン派。
カタカタ打っている姿に憧れましたね。
今では、手書きの方が味があって良いなぁとか、逆転してますけど。
そんなこんなで、僕はワープロのキーボード打鍵感が大好きでして、いまだにキーボードは深い押し心地のものを選んでしまいます。
MacBookもProは薄いとはいえ、比較的深い打鍵感が好きなのですが、Airは浅くペラペラしていて、イマイチ盛り上がらないんです。
とにかく、僕はワープロをカッコいいと思う少年だったので、パソコンでカタカタ何かして仕事しているサラリーマンに憧れました。
結果的に僕は、バイク屋なのにパソコンで仕事するようになりましたし、想っていれば夢は実現するものですね。
工具より、パソコンを使う時間の方が長いです。
打った文章はQRコードでスマホに転送したり、Wi-Fi経由でGmailに飛ばしたりするのですが。
ネットにつながっていませんので、結局はパソコンからネットにアップしたり、印刷します。
文字を打つことしかできない道具。
僕はなんか、これしかできない道具が大好きなんですね。
逆に言うと、そのためだけに開発された道具というんでしょうか。
いいんですよ〜。
話は変わって、辞書、ありますよね。
最近辞書引いています?
実は、文字を打つだけとお伝えしましたが、執筆という意味では、ポメラには辞書が入っていて。
明鏡国語辞典、角川類語辞典、ジーニアス英和・和英が使えます。
これが便利なのですが、僕は明鏡国語辞典ではなく、三省堂国語辞典派なんですよ。
そこだけが、残念。
でもいい、ワープロだから。
どうしても人間は、足りないものを補おうとしますよね。
でも、「これしかできない、自分不器用なんで。」っていう人間も愛すべしですよ。
道具もそう。
それしかできない道具は、可愛い。
ではまた~。
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