血のつながっていない娘が彼氏を自宅に連れてきた時に思ったこと。

バツ3熟女と結婚した話

血のつながっていない娘が彼氏を自宅に連れてきた時に思ったこと。

お世話になっております。

ピッコロモータース代表としてプロ道楽師をやらせてもらってる、まるこフランキーです。

みなさまに、遂にこのときが来た!というご報告なのですが、聞いていただけますか?

それは何かと申しますと、娘が彼氏を自宅に連れてきた!というお話です。

身長187cm、痩せ型、なんか色々センスの良い彼。

お名前はライト君。

デスノートの主人公、夜神月(やがみらいと)似のイケメンっぽい雰囲気の好青年だ。

仕事から帰宅した僕が、彼と遭遇して放った第一声。

「でか…。」

妻も「デカっ!!」だったらしい。

ここで僕は考えるのです…。

異性の相手を選ぶ際、親と似た属性の相手を選ぶ傾向にある、という仮説は成り立つのか。

さらに、生まれてまもなくシングルマザーで育てられた娘が、血のつながりがない父親の僕と、似たような属性の男子を選ぶのか。

こちらを検証してまいりたいと存じます。

ふたりのポジション争いについて

まず、パワーバランスについて。

僕ら夫婦のパワーバランスは妻、優位。

ただし、ここぞというとき、僕、優位になります。

日常的な細かいところ。

あれやって、これやって、あれをしないで、これをしないで。

所謂、指示的な意思伝達は、妻が優位。
僕は、「はい、承知しました。」と言うのみ。

どういうときにパラダイムシフトが起こるかと言うと、大きな流れを決めるとき、僕が優位になります。

例えば、犬・猫を家族に迎えよう、クルマを買おう、旅行に行こう、家族でごはんを食べに行こう。

所謂、昭和の父親の威厳的な、そういう意思決定は僕に権限委譲されている。

では、娘達ふたりを見てどう感じたか。

まんま、僕ら夫婦やん!

不思議だなぁ、不思議だなぁ、と思いましたね。

稲川淳二の怪談話のような、怖いなぁ、怖いなぁ、という感覚です。

ふたりを見ていると、なんかこう、す~っと背筋が冷たくなりましてね…。

おかしいなぁ、おかしいなぁ、どこかで見た光景だなぁ、デジャブかな、あれはどこだったかなぁ。

まんま、僕ら夫婦やん!

男の、彼女を大切にするという、冷静と情熱の間の覚悟。

それを初対面のご両親に察知されてしまうのを恥ずかしながらも、ふだん威厳がないわけではないから、どのくらいオーラを出したら良いのか探っている状態。

僕は、娘の実の父のことをほとんど知らない。
興味がなさ過ぎて、自ら聞いたこともない。

でも、実の父をパッと見かけた時、偽物のクロックスを履いてたのは記憶にある。

クルマは黒のVOXY煌(ボクシーきらめき)だし。僕とは別次元の世界で生きている人だ。

娘の彼の、KELTYのサコッシュを選ぶセンスは、完全に僕なんだよなぁ。

実の父親は、ぜったいKELTYのサコッシュは選ばないよなぁ…。

そもそも、サコッシュを選ばないだろうなぁ。
サコッシュってなにそれ美味しいの?

おかしいなぁ、おかしいなぁ、血はつながっていないはずなんだけどなぁ。

実の父と、育ての父、どちらに似た属性の男性を選ぶのか。

もしかしたら、後天的なのかもしれないね。

テンション|雰囲気について

次に、雰囲気について。

彼は、低め安定のテンションで、なにかとても面白いことがあっても、世界の中心で愛を叫ぶようには叫ばないだろう。

僕だけが楽しいぞ!僕だけが楽しいぞ!とニヤニヤむっつり楽しむ性格かもしれない。

彼は妻に、キングダムのマンガを貸してくれた。

キングダムのマンガを全巻所有しているのは、きっと僕ら夫婦の属性だ。

ゼッタイに、実の父はキングダムを全巻所有しない。

世界の中心で愛を叫ぶような男なら、ジャンプコミックス一択だろう。

キングダムはヤンジャンだ、渋すぎやしないか。

きっと彼は、ヲタクだ。

そして彼は、身長187cmであるにも関わらず、帰宅部だ。

僕も帰宅部だった。

学校1番で家に帰り、珈琲豆をゴリゴリして、ブルースを聴きながら、月刊オートバイを読んでいた。

うちの犬は、僕ら夫婦が嫌いな属性の人間には、吠える。

最近発見したのだが、どうやら、そうらしい。

僕の心拍数の上昇や感情の変化を察知し、敵だと見なすのか、学術的に定かではないが、おそらくそうである。

その犬が、彼にはベッタリなのである。

どうやら、父親と似た属性の男性を選ぶという仮説は、事実かもしれない。

しかしながら、血のつながりが属性を左右させる理論は、違うかもしれない。

本件については、引き続き検証いたします。
取り急ぎ、現時点でのご報告まで。

では、また~。

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