東京モーターサイクルショー2024レポート|キャンギャル・コンパニオンなしのレビュー/EV電動バイクの息吹

バイクの話

東京モーターサイクルショー2024レポート|キャンギャル・コンパニオンなしのレビュー/EV電動バイクの息吹

お疲れ様です。ピッコロモータースのまるこです。

本日は、東京モーターサイクルショーの研修報告です。(完全に僕個人の感想であり、あまり良い内容ではないので、センシティブな方は読み飛ばしていただいて結構です。)コンパニオンは無しよ!

モーターサイクルショー2024はどうだったのか

結論から先に申し上げます。

「つまらなかった。」

いや、家族との思い出としては楽しかったですよ!だけど、なんだろうこの感覚。

ここ最近、電動化の息吹を感じますが、世界から見てガラパゴス化が進行しているとマジで危惧しております。鎖国してんの?レベル

オッサンがハァハァ言って喜んでいるのは、往年のレーサーのデザインを取り込んで、外装を載せ替えたアレ。あるいは、テイストオブ筑波(旧車のレース)の実車や、現行車に旧車の外装を載せられるようにしたアフターパーツ。

一言いいですか?いい加減、古いんだよ!!

もちろん、マーケティング的に1番人口の多いオッサン世代のパイを獲りに行くのはわかります。あるいは、日本からモーターサイクルの文化を発信し、海外勢を引っ張るリーダー的なお話もある思います。

Z900RSや刀、今回のXSR900GPもそうだけど、過去のオマージュにいつまでもしがみついてたら、バイク業界終わってるよ。というお話。

個人的にいちばん盛り上がったのは、SUZUKIのスタンド。溶接と削りの美しさが「パない」

勘違いしないで欲しいのは、僕はメーカーの方達は本当に尊敬してますし、素敵なバイクを世に出してくださって感謝しかないです。カワサキは日本において電動化のリーダーになろうとしてますし、そこは評価しています。

ただ、なんだろう。この会場全体のオッサン感。

おっさんの僕らがカッコよくバイクに乗らないといけない

電動になっちゃうのか、つまんないなー。いつまでもガソリン中毒から抜け出せない、”幹線道路の星”と背中に大きくプリントされたフェイクレザージャケットを着た腹が出たオッサン。

そこがマスのターゲットなので、仕方なく媚びを売るメーカー。

つまらん。つまらんよ。

今回、女子高生の娘を連れて行きました。彼女は16歳になったので「バイクの免許を取る!」と意気込んでいる将来のライダー。これカッコいい!とまたがったのはタイガー1200…。エリートか

なにが言いたいかというと、往年のバイク熱狂時代を経てきたオッサン達以外にも、全くニュートラルな視点でバイクに憧れている世代がいるということ。そしてとにかく価格が高い。えー180万かいいな!って、ニヤニヤしているのはオッサンだけ。

若い子達の気持ちからしたら、「バイトしても無理じゃん。アニメ見て、ゲームしよ。」ってなるのが自然だと思うんだ。

いやいや、憧れは憧れで、僕らの世代もスーパーカーに憧れたもんだよ。だから、頑張って勉強して、出世して、欲しいクルマを買うんだよ。って、老害はマジで本気で思ってるからね。

EV電動バイクに活路

若い子達は、違うんだよ。僕らオッサン世代にはわからない『目に見えない世界』で戦っていく準備をしているのよ。スマホいじっているだけに見えてるのは俺らがおっさんだから。

メタバースとかマジで起こるからね。アバターでアイドルやってお金稼ぐ時代はもうすぐそこまで来ている。てか、もういるじゃん。

そこへの漠然とした不安や、趣味にお金を掛けて何かすることには、興味の範囲が広くて深くて、乗り物ばかりにお金を掛けていられない。

そこで、電動だと思うんだよね。僕は。

電動なら部品点数も少ないし、エンジンに比べて安くできる。

だって、エンジンがモーターなんだよ?安いに決まってるじゃん。日本のメーカーは、BMWとか先進的なクオリティを目指さなくていいのよ。

ホンダもEV化は東南アジアや中国からスタートして、日本は置いてきぼり。巨大企業のあるあるだけど、動きが遅いよね。これじゃバッテリー資源もあるし、製造大国にやられっぱなしになること確定よ。

クオリティ?そんなもんは、量が質に転換するポイントはすぐそこまで来ている。メイドインチャイナ?日本ブランドのあなたが持っているソレ、日本製じゃないからね。メイドインチャイナをバカにしている老害は置いていかれるよ。

2023年のモーターサイクルショーにて

EVの黎明期としては、昔のモンキーみたいな、ベースはおもちゃでいいと思っている。オモチャに振り切ったほうがいい。そのほうがクオリティを逃げる事ができるし、課題はカスタムしていけばいいのだから。

とにかく、カッコよかったり、可愛かったり、バイクへの愛を注げる電動のモビリティを出して欲しい。それも、新車価格20万円以下ね。僕が高校生の時、新車のモンキー199,000円だったから。これならバイトで買える気するじゃんね!

カスタム部品はアフターパーツメーカーと協業して、新車発表時からカスタムプランを出さないと盛り上がらない。タケガワ・デイトナ・キタコさんよろしく!

モーターの出力特性も、ミニ四駆みたいに「俺はトルクチューンにしたよ!」「僕はハイパーダッシュ!」みたいに、選べるように。

良いものを作らなくていいの。遊び心を作って!お願いしますよ、メーカー各位。

以上、文句でした。ではまた~

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