中古バイクの個人売買|ヤフオクやメルカリでの売り方|買取業者は〇〇〇がおすすめ

バイクの話

中古バイクの個人売買|ヤフオクやメルカリでの売り方|買取業者は〇〇〇がおすすめ

お疲れ様です、ピッコロモータース代表のまるこです。

あまりこの記事は書きたくなかったのですが、どうしてもバイクを手放す時が来てしまったあなたへ。

現役バイク業界16年、ヤフオクでバイク・パーツ・用品を30,000点以上を出品し、99%の良い評価をキープし続けた僕が、オークションでのバイクの売り方を伝授します。

僕は、バイクを売っては買って、売っては買ってを繰り返し、ついに30台ほど乗り継ぎ、今もバイクを4台所有しています。それもこれも、ヤフオクでバイクを高値で売ってきたから。バイクは資産!

オークションのメリット・デメリットを理解したうえで、トラブルにならないためのノウハウも教えますので、どうぞ最後までお付き合いください。

バイクの個人売買のメリット

バイク買取業者より高く売れる

商売の基本ですが、個人売買は中間マージンが入らないため、バイク買取業者より高く売れる可能性があります。売りたい人と買いたい人の間に、それを生業としている業者が入らない、いわゆるC to C (Consumer to Consumer:個人間取引)です。

当たり前ですが、バイク買取業者は【買取→整備→販売】することで売上を立てていますので、それぞれの工程で人件費や広告費などのお金がかかっています。仕入れ=買取の値段を上げてしまうと、整備→販売の工程で赤字となってしまうため、販売を目標とした買取価格の設定になっています。

オークションではそれらをすっ飛ばして→【販売】することができます。さらに、価格を自由に設定できますので、バイク買取業者よりも高く売ることができます。

【注意】手数料がかかります:例 ヤフオクの場合

ただし、オークションサイトの手数料が出品者側(あなた)にかかりますので、売れた金額がそのまま入ってくるわけではありませんのでご注意ください。

出品システム利用料(特定カテゴリ)

以下のカテゴリへの出品では、出品システム利用料がかかります。

カテゴリ出品システム利用料
自動車、オートバイ > 中古車・新車
自動車、オートバイ > 部品取り車
3,080円(税込)

落札システム利用料(特定カテゴリ)

出品したオークションが落札されたときにかかります。

カテゴリ落札システム利用料
自動車、オートバイ > 中古車・新車
自動車、オートバイ > 部品取り車
3,080円(税込)

つまり、ヤフオクの場合は、3万円の部品取り車を売った場合も、30万円のバイクを売った場合も6,160円(税込)を手数料としてヤフーに支払います。安い価格で売る場合は、手数料の割合が多くなりますので注意が必要です。

カスタムバイクを売りやすい

大手中古販売店はカスタム車を嫌がります。なぜなら、ニーズが限定的になるからです。特に、保安基準に適合していない車輌は買取の価格も下がります。

買取価格が下がれば、オーナーの愛情と買取価格が合致せず、不成立になる可能性が高いです。

ですので、カスタム車をお持ちのユーザーはヤフオクやメルカリなどのオークション出品をしてなるべく高値で売りましょう。

カスタムは詳細をすべて記載することがポイントです。カスタムがされていたほうがお得、と考える落札者のためにも、カスタム箇所はすべて記載することが重要です。

バイクの個人売買のデメリット

しっかりと個人売買で売ることができれば、バイク買取業者よりも高値で売ることができますが、いくつか注意しなければならないポイントがあります。

時間がかかって面倒くさい

バイク買取業者では、最短即日で現金化が可能ですが、オークションでの売却は現金化するまでに時間がかかります。イメージですが、オークションでプロの僕が自分のバイクを思った通りの値段で売却するには、出品から現金化までにどんなに頑張っても最短で1ヶ月は掛かります。

業者によっては、即日現金買取の業者も存在しますので、この時点で即現金化を希望される人はオークションは向いていないでしょう。即日現金化を目指すなら、バイクの写真と情報だけで全国のバイク買取店、バイク販売店の査定額がオンラインでわかる、KATIX(カチエックス)がおすすめです。

車体の不具合の把握

様々なリスクを自身で引き受けて、高値で売却するのが目的ですから、当然車体の不具合を把握して商品説明に載せなければなりません。

右側立ちゴケ歴がありますので、右カウルにキズがあります。その他、スクリーンのヒビ割れや、ミラーにキズ、右ハンドル・フロントブレーキレバーに曲がりあり。その他、外装類のダメージはありません。エンジンについては…

このように、具体的にどこに何の不具合があるのかしっかり明記しなければ、高値で売ることはできません。あなたが落札する側になったとき、「走る・曲がる・止まるには問題ありません。その他、ノークレームノーリターン、画像でご確認ください。」で出品されている車両を落札しますか?

どこの誰がどんな事情で売るのかわからないのがオークションのこわいところ。それは、あなたが落札する立場になったら思うはず。

不具合箇所があればしっかりと記載していたほうが、高値で売ることができます。少しでもあやしさを出してはいけません。ですので、しっかりとした車両の知識を持った方であれば、オークションはオススメできます。

しかし、車両の知識がなく、落札者側に判断を委ねるような売り方をする場合は、画像で判断できる僕のようなプロから見れば、適正価格かどうか判断できますので、結果的に落札されません。また、画像で判断できない人に落札されてしまった場合は、後々のトラブルに巻き込まれますので注意が必要です。

値下げ交渉・質問・クレームへの対応

メルカリの場合は、値下げ交渉がジャンジャン来ます。しかも、ありえない安値で買い叩こうとしてきます。ヤフオクなら、質問もジャンジャン来ます。それも、それは商品説明に書きたくないから書いていないレベルの質問がたくさん。「エンジンに問題はないですか?」とか、「乗って帰れますか?」といった、低レベルなもの。

エンジンに問題ないと明言する出品者がいますか?自分が乗っていても、明日急に壊れることもあります。乗って帰れますか?という質問に対しても、現状走れていますので、乗れますが、どこの誰だかわからないあなたが、自宅まで「運転」して無事帰ることができるか判断がつきませんし、乗って帰れますとは言えません。

このような不毛なやりとりが続きます。接客や営業のご経験がない方が、リスクに気づかず「エンジンは絶好調です!」とか、「乗って帰れます!」なんて表現しようものなら、間違いなくクレームになります。期待値を上げて中古品を売ってはいけません。オークションでは、事実だけを事実として淡々と表記することが必要です。

値下げ交渉や質問、クレームへの対応はオークション開催中から、落札されるまで続きます。落札されても、良い評価が入るまでは安心できません。突然、「思ったよりも状態が悪かった」という主観の入った悪い評価が入ることも日常茶飯事です。

クレームになったら間違いなく悪い評価になります。悪い評価をくらうと、信頼性が下がりますので、全体での出品数が少ない状態では、次回売りづらくなりますので注意が必要です。

ヤフオクでバイク・パーツ・用品を30,000点以上を出品し、99%の良い評価をキープし続けた僕は、とにかく事実しか表記しません。事実だけを記載することが、結果的に高値での落札につながります。

売却後の輸送コスト

直接引き取りに来られる方限定、での出品が散見されますが、絶対にオススメしません。特に女性は、絶対に落札者と接点を持ってはいけません。

自宅以外のどこかで引き渡すことができれば良いですが、車検が切れている場合や、バッテリーが上がっている場合は自宅から動かすことができません。クレームを言う相手の自宅を知っていることがいかに危険か、考えてみたらわかると思います。

無事落札されて、車両を輸送するとなると、オートバイ配送業者に委託することになります。例えば、関東から関東にレブル250を配送する場合、21,300円(税込)料金が掛かります。

問題は、オートバイ配送業者への手配の際、料金が前払いだということです。場合によっては、落札者が手配してくれる場合もあるでしょう。どちらが輸送費を払うのかは、あらかじめ商品説明に記載しておくか、落札後の応相談にしておくと良いでしょう。

しかし、あなたが落札する側の立場に立ってみてください。少しでも安い金額で買おうと思ったのに、配送業者を手配しようとしたら、4万円かかることがわかった。急に気持ちが萎えてキャンセルしたい…。こういった理由での理不尽なキャンセルは、実際に起こります。これも、オークションのリスクとして捉えておかなければなりません。再出品をすると、さらに売却から入金までのキャッシュフローが遅くなります。

また、出品者側が手配する場合、オークションで売れた金額の入金は、落札者にバイクが届いたあとです。ですので、いったんは出品者側がオートバイ配送業者に支払う現金またはクレジットカードを準備しなければなりません。

車検切れのバイクは売れにくい

車検を自分で通すことができるバイク乗りは、全体の何%いるでしょうか。

実は、バイクのユーザー車検の割合は、9.2%しかいません。

オレならできる!と思いたい気持ちはよくわかります。しかし、実際にユーザー車検に行ってみますと、プロの僕でも面倒くさいし、ミスもあります。ミスったらお金と時間のロスで焦ります。

そんな、面倒な車検という一大イベントを、ヤフオクで買う人がやると思いますか?

(やるよ!というあなたはすでにヲタクですのでご安心を!)

車検は面倒くさい、あなたも車検を切らしてしまったから、乗れなくなって、動かせなくなって、バイクを売ろうと思いましたよね?

であるならば、車検がついていないバイクはオークションで高値で売ることはできません。

評価の少ないアカウントは売れにくい

ヤフオクでバイク・パーツ・用品を30,000点以上を出品し、99%の良い評価のアカウント。一方、バイクを売る理由ができたので、今日からヤフオクを始めたアカウント、初出品、評価ゼロ

あなたはどちらからバイクを買いますか?言うまでもありませんよね。

出品での良い評価を得るために、練習も兼ねて事前に不用品を出品しておくと良いのですが、「今バイクを売りたくなった、早く現金化したい!」そういった即時希望の場合、ヤフオクは向きません

上記のデメリットを理解したうえで、下記の必要なものを準備する必要があります。ここまでの話で、自分にはもう無理だと思った方、お気持ちすごくわかります。

ここまでの話でオークション出品が面倒に感じた方は、KATIX(カチエックス)がオススメです。

あなたがやることは、バイクの写真と情報を登録するだけ。複数のバイク販売店があなたのバイクをオークション形式で入札し、専任担当が最高値をつけた買取販売店と金額交渉・売買契約まで代行してくれるので、めちゃめちゃ楽です。

でも、大丈夫。次の章からは、バイク売却で準備するものを順番に解説していきます。

名義変更に必要なもの

バイクには名義という、なんとも面倒くさいシステムがあります。名義には、所有者・使用者があり、ローンで購入した場合は、所有者がローン会社あるいはバイク屋になっていることがあります。

名義が残っていると、売却後に問題がありますので、必要な書類を準備しましょう!

バイクの名義変更に必要な書類(売却者)

バイクの種類売却者が準備をする書類
〜125cc・廃車証明書
・譲渡証明書
・自賠責保険証明書(有効期限が残っている場合)
126cc〜250cc・軽自動車届出済証
・ナンバープレート(管轄変更になる場合)
・軽自動車届出済証返納届(旧車両番号用 管轄変更(ナンバー変更)になる場合
・譲渡証明書(旧所有者の署名捺印のあるもの)
・自賠責保険証明書(有効期限が残っている場合)
251cc〜・譲渡証明書(旧所有者の署名・捺印のあるもの)
・自動車検査証(車検証)
・自動車納税書(不必要な場合があるので要確認)
・ナンバープレート(管轄が変更になる場合)

以上、書類の取得までに手続きが多く大変に感じるかもしれませんが、名義変更を行わなかった場合、納税義務や新しい所有者が走行中に事故を起こしたなど、さまざまなトラブルに巻き込まれるケースもあります。そのようなトラブルを避けるためにも、先に書類のやり取りをして、名義変更が完了するまでは車体を配送しないといった対応も有効です。

落札者の立場からしたら、名義変更だけして車体が届かない。という最悪な事態も考えられますから、そこで良い評価の数が重要になります。良い評価は信頼度に直結しますので、ヤフオクにおいては良い評価の数が、出品者都合でリスクヘッジする際にも大事です。

名義変更ができないケースがある

ローンの残債があり、所有権が販売店やローン会社になっている場合は、名義変更をすることはできません。ローンを完済している場合でも、所有権解除が行われていなければ同様です。

所有権の解除については、販売店またはローン会社に問い合わせてみましょう。ローンの残債がある場合はバイク買取業者が便利です。バイク買取業者はローン残があっても買取してもらえます。

名義変更の手続きを新所有者にしてもらう

名義変更の手続きを新所有者にしてもらったら、必ず確認をしましょう。新しいナンバープレートが装着された状態の画像をメールもらうなど、丁寧な仕事が重要です。

名義変更をせず、ナンバー付きの車体が届いたら「ちょっと乗ってみて」どんな具合か確かめたいのが人情というもの。そこで、ナンバーがなければ試乗することはできませんので、必ず新所有者が手続きをしなければ走れない状態にしておくことが大事です。

ETCが装着されている車両は、ETCの名義変更も必要ですので、準備しましょう。

バイクの個人売買の流れ・手続き

ここまでは、バイクを個人売買するメリット・デメリットを解説しました。つまり、事前学習・覚悟の話です。これから先は、実際にバイクをオークションで売却する流れとポイントについて解説します。

1.バイクの相場を調べる

出品中の価格は、個人的な思いにより強気の価格設定になっていたり、入札を盛り上げるためにあえて低い価格でスタートしていたり、参考になりません。そのため、相場を調べるには「落札相場」を見ることが重要です。

ヤフオクでは、現在出品されている車体の価格に加えて、過去の落札相場を調べることができます。

ただし、レアな希少車や、不人気車種で十分な相場データが揃わない場合は、オークファンというサイトが便利です。オークファンは、日本最大級のオークション相場検索サイトで、無料でも過去6ヶ月までの落札相場の検索ができます。

落札相場を見て、自分のバイクと比較して目標価格を設定しましょう。落札相場よりも高くするのか、安くするのかは、プロのテクニックですので、初心者の場合まずは相場より高く設定してみましょう。

相場より高い金額で売れればラッキー、売れなければ価格を下げて再出品すればOKです。アンカリングという効果もありますので、表示されていた金額が基準となって、値引きされて出品されると割安感が出ます。

2.バイクを出品する

高く売却するには、当たり前ですが、写真はできるだけ詳細に多くの枚数を。自分がバイクを買うときに気になるポイントは、あらかじめ全部網羅しておきましょう。質問が来てしまうようではダメです。

基本の出品方法は他のサイトで勉強していただき、このブログではちょっとしたテクニックをご紹介します。

それは、出品期間の終了は、金曜日の夜か土曜日の夜22時〜23時終了に設定することです。

理由はわかりますよね。オークションを見ている人が多いからです。

つまり、時間に余裕があって購入意欲の高い人がより多く見ている時間帯に、「もうすぐ終了」コーナーに掲載されることを狙います。逆の例として、水曜日の14時終了にしたら、仕事をしている人の目に触れないですよね。

また、購入はひとりの意志では決められないもの。「よし!落札するぞ!」というときに、家族や友人と一緒にいるときの方が盛り上がります。

僕は、キャンプ中に友人にバイクを購入させる達人です。金曜日の夜、土曜日の夜に仲間や家族と一緒にドキドキしながら、入札した記憶はありませんか?そういうことです。

3.質問への対応

質問には真摯に答えないといけません。どんな低レベルな質問にも、「ご質問ありがとうございます。」からはじめて、丁寧な受け答えをしましょう。質問への回答は他の人からも見ることができます。つまり、どういう人柄の人が乗っていたのか。バレてしまいます。

あなたは、「雑な人」と「丁寧な人」、どちらが乗っていたバイクを買いたいですか?

また、出品をしていると現車確認の可否についても質問が来ます。

現車は見せたほうが落札価格は上がりますので、できるだけ対応した方が良い結果になります。

例えば、設定価格が実際の価値よりも低かった場合、つまり掘り出し物だった場合、現車確認をした人が入札を釣り上げてくれます。また、どのアカウントが現車確認をしたかは、質問欄でチェックできますので、他のオークション参加者にとっては、現車確認者が競りから降りない限り、出品物への信頼性が増します。

ただし、現車確認を受け入れる場合は、自宅がバレてしまうリスクもありますので、ご注意ください。オークションは高値で売れる反面、色々対応しなければならないことが多いです。オークション出品が面倒に感じた方は、KATIX(カチエックス)がオススメです。

4.落札後の対応

無事バイクが落札されたら、取引ナビを使用して落札者に連絡をしましょう。もし、トラブルになった場合もログとして残りますので、基本的に連絡は取引ナビを使用します。

まずは書類だけを発送して、落札者に名義変更をしてもらいましょう。バイクの受け渡しは前述の通り、自宅引取は避けた方がよいです。配送だけは、プロのオートバイ配送業者にお願いするのがベストですが、運送保険や自動車管理者賠償責任保険に加入している大手バイク輸送業者一択です。

6.クレーム対応

無事に配送が完了しても、良い評価が入るまでは安心できません。万が一クレームに発展してしまった場合には、対応しなければなりません。

取引ナビの場合は、一定投稿数以上は連絡できませんが、バイクの売買という特性上、書類のやり取りの際に、個人情報が相手に渡ってしまうことが避けられません。ですので、はじめからクレームになりそうなことは、公開してフェアに取引をすることが大事です。

手間なく売りたい人は買取業者がおすすめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。バイク業界のプロである僕でも、相当頑張らないとヤフオクで売るモチベーションは発生しません。なぜなら、面倒くさいことがわかるし、自分のリソースを時給換算にすると割に合わないからです。かつ、スッキリと、あと腐れなく売却できるのは、プロのバイク買取業者です。

僕がバイク買取でオススメするのは、KATIX(カチエックス)というサービスです。カチエックスはバイクの買取価格の比較サービスなのですが、仕組みが優れています。

何が優れているかと言うと、あなたがやることは、バイクの写真と情報を登録するだけ。複数のバイク販売店があなたのバイクをオークション形式で入札して、カチエックスの担当が最高値をつけた買取販売店と金額交渉・売買契約まで代行してくれるので、めちゃめちゃ楽です。

「もう、ダメだ。面倒くさいが勝った。」そんなときはKATIX(カチエックス)を利用してみてはいかがでしょうか。早めにスッキリして、その後の時間を有効に活用したほうが効率的ですよ!ではまた〜。

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