バイク初心者【初めて買う|最初の一台】オススメの選び方
はじめてのバイクって何を買ったらいいの?
お疲れ様です。まるこ氏です。
エントリーライダーの方は「はじめてのバイクって何を買ったらいいの?」って悩みますよね。
今日は僕がエントリーライダーの方に実施している『バイク選びセッション』の内容を少し公開します。
まず、基本的にバイク選びは好きなバイクを選べば良いと思います。それがデザインだったり、性能だったり、維持費だったり、何に関心があるのかは人それぞれ。
とはいえ、一目惚れで選んだバイクが実は自分のライフスタイルに合わなかった。エントリーライダーあるあるです。ライダーの約40%の人が買い替えたことがある、というアンケート結果も出ています。
では、バイクを選ぶときにどんなことに注目すればいいか。
①普段日常で大切にしていることは何ですか?
②バイクには何を求めますか?
③乗りたいバイクは何ですか?
④そのバイクの不安な点は何ですか?
①普段日常で大切にしていることは何ですか?
まず、あなたが普段日常で大切にしていることは何ですか?という質問です。
実はこれがめちゃめちゃ大事。
ライダー同士の会話だと、③乗りたいバイクは何ですか?という会話から入るのではないでしょうか?先輩ライダーから「お前、大型取ったら何乗るん?カワサキか、ZX-10Rとかいいよ。」みたいな具合です。
そうではなくて、普段大切にしている価値観とかが大事。「いや、バイクには非日常を求めるから、そんなのいいよ!」お気持ちわかります。だがしかし、バイクを2,000万円以上買ってきた僕からのアドバイス。これだけは言わせて。
「非日常なんかナイ」
どういうことか。
ハーレーって、優雅に大陸を横断しているイメージ。ありますよね?
えっと、あなたの自宅から1個目の曲がり角を想像してみてください。最高の景色に気持ちの良い空気!…の高原まで3時間かかる。そして、毎週末の渋滞。
優雅な気分になれましたか?大丈夫ですかー?うんざりしませんでしたか?
憧れの漫画キャラクターが乗ってた旧車。いつかはガレージを借りて世田谷ベースみたいにしたい!
納車当日、雨に降られて、汚れて帰宅。そして慣れるためにちょっと遠回りしたから、すごく疲れている。なにより寒い…。バイクが高かったから、ガレージは宝くじが当たったらにしよう。とりあえず、今すぐバイクカバーを掛けて、お風呂に入りたい!えぇぃ、バイクカバーを掛けた!翌日マフラーに溶けたバイクカバーが張り付いている。
アドベンチャーバイクの最高級のモデルを買った!これなら日本中ひとっ飛びやで!高速代とガソリン代と宿代があればだけど…。今日は特に目的地もないし、極力、下道で行こう…。
あなたの素敵なバイクライフを現実に戻してしまって大変申し訳ありません。
でもね、全てはマーケティングなんですよ、残念ながら。
これを買ったらこんな夢が叶いますよ。それがマーケティングの基本ですから、手に入れた将来のビジュアルを見せる。そこに乗っかるのも楽しいし、全然ありです。
でも、高額な買い物だし、失敗したくないのであれば、①普段日常で大切にしていることは何ですか?を考えてみてください。
・倹約家だけど好きなことにはお金をかける
・週末は予定を決めずに自由でいたい
・苦手な人とは付き合わない
・冒険より日々の積み上げが大切で得意
・迷ったら楽しそうな方を選ぶ
のような、大切にしている価値観・信念のようなものをリストアップします。
②バイクには何を求めますか?
それを踏まえて②バイクには何を求めますか?
・快適性
・デザイン
・便利さ
・所有感
・スペック
などなど。たくさんの求めるポイントがあると思います。
堅実派の人は①と②が一致すると思います。
非日常感を求める人は①と②に乖離があるでしょう。
どっちが良くて、どっちが悪いという訳ではありません。
とはいえ、非日常感といっても、自分にとってどんなことが日常で、どんなことに憧れているか、あるいはバイクを買うことで何を実現したいのかが分かると思います。
非日常を感じるためにバイクに乗る。
それが、人それぞれ違うということです。
つまり何が言いたいかというと。
メーカーの広告が訴求してくる『非日常感』は、あなたにとっては合わないかもしれない、ということ。
ここをしっかり言語化したり、イメージを持っておくと、バイクを買った後に「あれ、なんか思ってたのと違う。」みたいな失敗が少なくなります。
③乗りたいバイクは何ですか?
さて、②バイクには何を求めますか?のイメージが固まったら、ようやくバイク選びに入ります。みなさんここから話が始まっちゃいますが、ちゃんとステップを踏んでくださいね。
③乗りたいバイクは何ですか?
これはもう、乗りたいバイクを選んでみてください。
どう選べばいいか?それはこのステップでは考えなくてOKです。
デザインでもいいし、色でもいい。速そう!とか、かわいい!とかそんな感じで大丈夫です。
④そのバイクの不安な点は何ですか?
最後のステップ④そのバイクの不安な点は何ですか?です。
例えば、速そう!でもそれって危ないよね?とか
かわいい!でも友達みんなゴッツいカッコいいのに乗ってるしなぁ。
みたいなそのバイクを買った後の不安な点があると思います。
①②のステップをちゃんとやっていれば、④の不安なポイントは当然出てくるでしょう。
自分の価値観を知って、バイクには何を求めるかを知ってるからこそ、③で選んだバイクが最適解なのか不安になってくる。
エントリーライダーの方で解決するには、ひとつだけしかありません。
それは『詳しい人に聞く』
できればマーケティングが入っていない人が理想です。
それはなぜか。その人には『売りたい理由があるから』です。
例えば、YouTuber。再生回数を稼ぐためには、マーケティング的なコメントだったり、センシティブなことを大胆に言ったりします。でもそれは、本当の意味でのバイクの説明ではありません。コンテンツマーケティングです。
例えば、バイク屋の営業。
①②を説明し、③のバイクはあるかと聞いてみる。
しかしながら、バイク屋は『売りたいバイクがある』ことは当然です。
取り寄せは面倒だし、長期在庫のこっちから売りたい。このバイクは仕入れが安かった…etc
あなたのまわりにバイクに詳しい人がいない場合は、僕のようなバイクのプロにお金を払ってバイク選びを手伝ってもらうのもいいかもしれません。
そしたら僕はお金をもらっているのですから、プロとしてしっかりアドバイスしないといけません。そして、バイクを売っているわけではありませんから、経営的に売りたいバイクはありません。ニュートラルです。
国産バイクは超マニアックなバイクを除けば、グレード別で大体500車種存在します。外車を入れても1,000車種がいいところ。
その1,000車種からあなたにピッタリなバイクをお探しします。
1,000車種も頭に入っているの?信じられない。
大丈夫、高校受験で英単語1,000個覚えましたよね。その程度です。
僕は、エンジンの一部、マフラーの一部を見るだけでどのバイクかわかりますので。
カスタムパーツもチタンの焼け色だけでメーカーがわかります。
気持ち悪いですか?気持ち悪いですよね。僕の、異能力『超推理』です。
バイク選びに困ったら僕にご連絡ください。
バイク選びセッションのご依頼は、こちらから。または、各種SNSのDMからどうぞ。
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